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英語とそっくりだけど意味が違う、フランス語のまぎらわしい単語

外国語学習では、“馴染みやすさ”という落とし穴に陥りがちです。
見た目が英語に似ている単語や、英語のような響きを持つ単語、ニュースで聞いたことがある単語を見ると、
「ああ、これはきっと英語と同じ意味だろう!」と思いがちですが、
実際には注意が必要な単語も多くあります。

今回の記事では、英語に似ているけど意味が全く異なるフランス語の単語を紹介します。

 

1. Smoking(スモーキング)

  • 意味: タキシード
  • よくある誤解: 「Smoking allowed?」(喫煙可能ですか?)

フランス語の smoking はタバコではなく、結婚式や授賞式で着る正装のタキシードを指します。
Il porte un smoking. → 「彼はタキシードを着ています」
この単語は英語の “smoking jacket” に由来しますが、現代英語ではほとんど使われません。

 

2. Actual(actuel)

  • 意味: 現在の
  • よくある誤解: 「The actual president」→「本当の大統領?」

英語の actual は「実際の」や「本当の」という意味ですが、
フランス語の actuel は「現在の」を意味します。
Le président actuel は「現大統領」であり、「本当の大統領」ではありません。

 

3. Sensible(サンシブル)

  • 意味: 感受性の強い、繊細な
  • よくある誤解: 「He’s a sensible person.」→「彼は賢明だ」という意味?

英語の sensible は「賢明な」や「分別のある」を意味しますが、
フランス語の sensible は「感受性が強い」や「繊細な」を意味します。
例えば、une peau sensible は「敏感肌」のことです。「賢明な肌」ではありません。

 

4. Chef(シェフ)

  • 意味: 上司、リーダー
  • よくある誤解: 「Mon chef est exigeant.」→「私のシェフ(料理人)は厳しい」?

フランス語の chef はリーダーや上司を意味し、料理人に限定されません。
Chef de projet(プロジェクトマネージャー)などのように、広く使われます。

 

5. Location(ロカシオン)

  • 意味: 賃貸、レンタル
  • よくある誤解: 「location d’une voiture」→「場所」という意味?

フランス語の location は「賃貸」や「レンタル」を意味し、「場所」ではありません。
Location de vacances は「休暇用賃貸住宅」という意味です。
英語の感覚でそのまま訳してしまうと誤解を招く恐れがあります。

 

6. Librairie(リブレリー)

  • 意味: 書店
  • よくある誤解: 英語の library(図書館)と混同

フランス語の librairie は本を売る店、つまり書店を指します。
英語の library(図書館)とは異なり、librairie で本を借りる のは不自然です。

 

7. Lecture(レクチュール)

  • 意味: 読書
  • よくある誤解: 講義や講演?

J’aime la lecture. → 「私は読書が好きです」
フランス語で「講義」「講演」は conférence などを使います。
見た目が似ていても意味が大きく異なる例です。

 

8. Collège(コレージュ)

  • 意味: 中学校(アメリカのミドルスクールに相当)
  • よくある誤解: 英語の college(大学)と混同

Mon fils est au collège. → 「私の息子は中学生です」
綴りや発音は似ていますが、意味はまったく異なります。

 

9. Blessé(ブレッセ)

  • 意味: 負傷した
  • よくある誤解: 英語の blessed(祝福された)と混同

Il est blessé. → 「彼は負傷しています」
英語の blessed はポジティブな意味を持ちますが、
フランス語の blessé は怪我や負傷を指す、全く逆の意味です。

 

この記事では、英語に似ているけれども意味が全く異なるフランス語の単語を紹介しました。
似ているからこそ間違えやすい False Friends に注意しながら、
語学の理解をより深めていきましょう。

次回は、ドイツ語編をお届けします!

 

 

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